誰でも簡単におしゃれになれる方法を知ってますか?
「休日に着る服がない」という悩みを持つビジネスマンはどのくらいいるのでしょう?
平日はスーツやビジネスカジュアルなファッションですませているけど、いざ土日に友人と外出となったら服装が決まらない。ファッションを学ぼうと思っても何から始めればいいかわからない。
そんな方に、誰でも簡単におしゃれになれる方法をお伝えします。
多くの人は誤解しがちですが、おしゃれとは「アイテム単品」ではなく、「全体の着こなし」によって決まります。
ユニクロだろうが無印良品だろうが着こなし次第。ですが、そこには「客観的におしゃれ」に見える「法則」が存在します。
その中でも大原則といえるのが「ドレスとカジュアルのバランス=7:3」の法則です。
日本人は、胴長短足で童顔が多く、欧米人に比べて幼く見えがち。
欧米人であれば5:5で済むその比率を、日本人は少しドレスに寄せて、7:3を意識すると、洗練された大人っぽさがでて、おしゃれに見えるのです。
「ドレス」とは礼装であるスーツをイメージしてもらうとわかりやすいでしょう。アイテムでいえばテーラードジャケット、スラックス、シャツ、革靴、レザーバッグなどです。
対して「カジュアル」とはアメカジに代表されるリラックススタイルのこと。アイテムでいえばブルゾン、スウェット、デニム、スニーカー、Tシャツ、リュックなどになります。
このほか、素材や色味、シルエットなどでもドレス感やカジュアル感を調節することが可能です。
客観的に見ておしゃれな「街着」を成立させるには、ドレスライクなスラックスにカジュアルなパーカーを合わせるなど、適度な「緊張感」と「余裕」を併せ持ったスタイルをつくることが、最も手っ取り早くて重要です。
7:3という、日本人に適した配分を意識することで、おしゃれは簡単にできるのです。
「ボトムスからそろえる」
おしゃれになりたいと思ったとき、多くの人が「まずこれから!」とばかりに、ジャケットなどのトップスから買おうとします。
しかし、これは大きな間違い。初心者であればあるほど、最初に買うべきアイテムはボトムスなのです。
コーディネートは主にトップスとボトムスで構成されます。確かにトップスは顔に近くて目立つため、「大きく印象を変える」効果があります。一方、ボトムスはというと、「印象を整える」効果があるのです。
多くの人が「なぜかサマにならない」と悩むのは、土台の印象が整っていないのにもかかわらず、トップスだけを変えているからです。
逆に印象が整った状態であれば、トップスを新しく買う必要すらないのです。
では、具体的にどのようなボトムスを選べばいいのか。
初心者がまず買うべきは、ユニクロのテーパードスラックスかスキニー。どちらも膝下が細身になっており、シルエットの基本である「I」「Y」ラインをつくりやすいのです。
また、色は黒がおすすめ。「細身の黒」はドレスライクなスーツのスラックスを連想させます。トップスにパーカーやTシャツなどのカジュアルアイテムを持ってきても、ドレス寄りをキープできるのです。
最後に注意点です。裾に生地がクシャクシャたまると、ルーズな印象になってしまいます。こういった場合は、ロールアップでもいいので、裾まわりがすっきり見えるように調整しましょう。
「モノトーン+1色に抑える」
最後のルールは色についてです。
ここでもスーツを思い浮かべてもらえばわかりやすいのですが、礼装の色使いは基本的に黒と白、あるいはグレーで構成されます。
したがって、コーディネートで使用する色を、これらモノトーンに抑えればよりドレスライクな印象に、色数を増やしたり、強い色彩のものを使ったりすればよりカジュアルな印象になるのです。
そのため、初心者はコーディネートに使用する色を「モノトーン+1色」に抑えるようにしましょう。
また、色の彩度と面積もドレスとカジュアルのバランスに影響します。
彩度の高い、鮮やかな赤や青はカジュアル感が非常に強く、ジャケットやコートのように面積の大きいアイテムには適していません。
一方、黒に近いブラウンやネイビーはジャケットなどに使っても、そこまでカジュアルな印象にはなりません。
ただし、彩度の高い色でも、バッグやブレスレット、キーホルダーなどの面積が小さいものであれば、カジュアルすぎる印象を抑えられます。
「モノトーン+1色」のルールに加えて、この「彩度の高い色を使う場合は面積を抑える」ということも覚えておくといいでしょう。
そのほか、色の見え方を左右するものとして、「素材」にも注意しましょう。
スーツのようにシワ感がなくツヤのあるものがドレスライク、デニムのようにガサッとしたものがカジュアルライクに見えることを頭に入れておくことも大切です。
使いやすさを優先して黒などのつい暗い色をチョイスしがちです。それ自体は決して悪いことではないのですが、全身ダークトーンだと飽きやすいのも事実。
そして、おしゃれの基本は「差別化」であり、周囲が一様に黒に染まる時期にわずかでも違う表現ができれば簡単に「おしゃれ」になります。
一番、簡単なのはこのように思い切って明るい色を取り入れるコーディネート。
アウターやパンツだと面積が広すぎてバランスがとれないため、インナーに赤やオレンジなど際立って派手な色を使ってみましょう。
上品な華やかさが加わるはずです。
白やベージュなどは黒と違い、膨張色です。体の線が膨らんで見えてしまうと、かっこ悪いため、ボトムスは極細のシルエットを選ぶようにしましょう。
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